アジアンノットは、東アジアだけにしか見られない独特の装飾結びです。
台湾を中心に発展した、中国結び（チャイニーズ・ノット）や、韓国のノリゲ
などと呼ばれる、飾り結びです。
中国から伝わった飾り結びが発展し、日本でも独自の結び方がたくさん
考えられました。
この本（テキスト）ではそれらを全部含めてアジアンノットと呼んでいます。
　特に日本では、その結び目に思いや祈りを込め、
精神的な安定や幸福を求めるという思想があります。
（私は詳しくないので、使っているテキストの言葉を借りました)

アジアンノットとの出会い

　2004年夏頃、私はビーズアクセサリーの本で見つけた、かんざしの作り方 を見て
「浴衣の時にいいなぁ、作ろう！」と思い（これがビーズ初挑戦でした）、友人たちと
ビーズショップへ行きました。
その時、お店に展示してあった「アジアンノットのストラップ」を友人が見て
「これかわいいよ〜、作って作って！」と言われ、「こんな難しそうなのが 結べるもの
だろうか？」と思いつつ、そこにあったテキストを見てみたら、 彼女が欲しいと言っていた
結び方はできそうだったので、「よし、やってみよ」と 一番安い（￥２８０） テキストを
買いました。
　軽い気持ちで始めたんですが、やってみるとおもしろくて「これ、アクセサリーだったら
いいのになぁ」と思い、ヘアピンにつけて人に見せたら「いいじゃん！かわいいよ！」
と評判がよかったので、うかれて作っているうちに、自分では使いきれない程作って
しまいました。
「こうなったら、せっかく作ったんだし、イベントに参加してみれば？」との言葉に、そうだな
とすぐ申し込みをして、販売してみました。
そしたら、意外に買ってくださるお客様がいらっしゃって、嬉しさのあまり色々活動範囲を
広げていって、今に至るという感じです。
　あの時友達が 「これかわいいよ〜、作って作って！」と言ってくれなかったら、こんな
ホームページを作ってもいなかった訳で、友人には本当に感謝しています。（本当だって）
これからも、ちょこちょこがんばります。

こんな私でも出来るので、興味のある方は挑戦してみてくださいね。
私の使っているテキストは、雄鶏社の「きっかけ本�Gアジアンノットのアクセサリー」
本体280円＋税　です。